蜂蜜ポン酢のあれやこれや

皆さん初めまして蜂蜜ポン酢です♪

夜のお仕事のあれやこれや第1話

どーも夜分遅くの更新でございます

蜂蜜ポン酢です( *´艸`)

 

 

前置きに少しお時間いただきましたが、ここから

キャバクラのボーイとして働くことになった

一人の少年のお話。はじまりはじまり( *´艸`)

 

 

 

前回のあらすじでは夜の住人に拾われたお話までいきましたね。

ここからはその続きのお話。

 

私は無一文でまともに風呂にも入れず食事もほとんど

食べていなかった。

そんな時現れた男にこのままここに居ても仕方ないので

ついていく事を決心し夜の世界にはいるのであった。

 

初めに案内されたのがその職場から徒歩5分程度にある

住まいだった。

そこは綺麗で高そうな賃貸で

オートロック、監視カメラ付きのエレベータもついている

セキュリティーもばっちりの家だった。

 

店長「今日からここの隣の部屋使っていいから。」

 

一人くらしをしたことのない私は心底緊張していた。

無一文で野宿していた私にこの部屋を?!

しかも最初の3か月は賃料なしでその後も半分は払って

くれるというのだから驚きである。

 

部屋は広く1LDKの部屋で使うには広すぎるぐらいだ。

なんせ私の実家の部屋は6畳だったからだ。

 

店長「ここで働き始めたらこの部屋でも狭く感じるように

なってくるよ(笑)」といわれその時の私には理解できなかった。

 

その日の夜に職場に案内されそこで働く従業員に挨拶することになった。

店長「ここが今から君の職場だ。みんなもよろしくな!」

従業員の冷ややかな目が突き刺さる。

 

なんせ私の服は汚いままだったからだ。

臭いもしたと思う。今思えばかなり恥ずかしいw

 

お店のサイズはそこまで大きくはなかったが

満席で30名ほどが入るサイズだ。

店内は薄暗く壁やトイレまわりの装飾品が光輝いていた。

客席はほどよくスポットで照らされており

雰囲気が漂っていたのを覚えている。

 

店長「マネージャーは?」

社員A「今飯食いに行ってると思いますよ?」

店長「あっそ。じゃあ今からこいつ飯連れてくから

   マネージャーに電話して早く飯すまして店見といて

   っていっといて。」

社員A「はい。わかりました。」

社員B「いいっすねー僕も連れてってくださいよーw」

店長「毎朝つれってってやってるだろうがw」

 

この会話からかなり従業員同士は仲がいいのがわかる。

私はそれがすこし羨ましかった。

 

店長に連れられたのはスーツショップだった。

店長「この子に合うスーツ3着用意して。

   色は黒2の濃紺1で。シルエットはタイトなデザインのやつね。」

そいうと店長はちょっと時間かかるだろうからまた戻ってくるわな。

っと言って店を後にした。

 

いきなり一人でスーツショップに残されてかなり不安だった。

店員2人が私のスーツのサイズを測っていく。

大体2時間はかかっただろうかスーツ3着とシャツ5着、靴にネクタイ3本

タイピン2個。

一体いくらするんだろうか(汗)

しかも店長いないしどうしたらいいんだろうと

思っていたら店員さんが「お会計は済んでおりますので。」

と言って私に商品の袋を渡してきた。

ビックリの一言だった。

 

店を出ると店長が店の前でタバコを吸っていた。

店長「おー長かったなw飯いこー」

終始店長のペースで私はそれについていくだけだった。

 

晩御飯もご馳走になり家に戻ると店長が

明日から一緒に働くからよろしくなと言ってその日は

お別れした。

 

なぜこんなにも良くしてくれるのだろうか?

少し不安を感じつつ久しぶりのお風呂に入る。

あー温かい。自然と泣けてしまった。

野宿していた時は水道の水で身体を流し

手で身体をこすっていただけだったから。

 

髪の毛もバシバシになっていたが

シャンプーとトリートメントできれいになった。

 

普段実家にいたときに当たり前だった事が

こんなにもありがたい事だったなんて。

この時改めて家の大事さを知ったのである。

 

さあ明日から初仕事だ。

様々なことに感謝し感動した日だった。

私は明日から夜の住人として働く決意をかめるのであった。

To be continued.........

 

はい。ということで遂にここまで来ましたね( *´艸`)

無一文で家族に見放された少年が出会った一人の男により

人生の歯車は回りだす。

この先この少年に起こる様々な体験を乞うご期待!

 

でわでわ( *´艸`)